パリオ Il PALIO

800年以上続くシエナ国の血筋、誇りを賭けたレース

 パリオはシエナの象徴として、ヨーロッパ中で知られている競馬を模した伝統行事・祭典で毎年7月2日と8月16日にシエナの町の中心にあるカンポ広場で行われます。広場内には約4万人の観客を動員、イタリア国営放送が全国生中継しその熱狂ぶりを伝えます。また決戦当日の3日前からプローヴァという試走も行われ、この期間シエナの町はパリオムード一色の大変な盛り上がりを見せます。

 

 

 7月のパリオは聖母マリアとプロヴェンツァーノ(シエナの中心地区の教会)を讃えるため17世紀に創設されましたが、8月のパリオの起源は

12世紀まで遡り、天に昇る聖母マリア(サンタ・マリア・アッスンタ)を讃える行事として始まりました。俗に7月のパリオは『プロヴェンツァーノ』、

8月は『アッスンタ』と称されています。

 また、鞍のない裸馬での競馬レースという現在の形になったのは1644年ごろとされ、以降は戦争時をのぞき、毎年行われています。

 ここでは、初心者でもわかりやすいパリオ祭の基本情報を皆さんにお伝えしましょう。

  近年は毎年世界中からVIPを招待することでも知られています。

2007年8月には“007”のパリオ撮影シーンのロケもあり、主演のダニエル・クレイグがVIP席に迎えられました。

2014年の7月のパリオでは日本人の音楽アーティストも招かました。日本では全くニュースになっていないほどのお忍びでの滞在だったようです。※2014年7月のパリオの来賓リスト