カステッロ・ディ・フォンテルートリのマッツェイ家が造りあげる至極エレガントなカベルネ・ソーヴィニョン。マッツェイ家はトスカーナを代表する名門家で、国内に3つのワイナリーを所有しています。
トスカーナ州ではカステッリーナ・イン・キァンティに位置するカステッロ・ディ・フォンテルートリ、南のグロッセート県マレンマに位置するテヌータ・ベルグアルド、そしてシチリア州にジゾラというワイナリーを構えます。→鈴木暢彦ブログ関連記事リンク
今回のフィリップは、カステッリーナ・イン・キァンティの最良のカベルネ・ソーヴィニョンを70%、マレンマ地方に所有するベルグアルドの最良のカベルネ・ソーヴィニョンを30%でブレンド。
フランス製の小樽で2年ほど熟成を行います。マッツェイ家の偉大な先祖であるフィリップ・マッツェイ(1730〜1816)に捧げるまさに究極のカベルネ・ソーヴィニョン、疑う余地なきトップラベルのワインといえます。
南のグロッセート県マレンマに位置するテヌータ・ベルグアルドにて2016年4月に初めてリリースされた新ラベルの赤ワイン“ティッレーノ”。
ボルドー系のカベルネ・ソーヴィニョン70%、カベルネ・フラン15%、アリカンテ10%、プティヴェルド5%のブレンドで、12カ月のバリック樽熟成。
洗練された綺麗な飲み口、上品な仕上がりになっています。
パフォーマンスに優れたこちらの2014年ヴィンテージの新ラベルもフィリップ、コーディチェV(ヴェルメンティーノ)とともにショップ販売を開始しました!
モンタルチーノの新興ワイナリー、ポデーレ・レ・リーピ社のラインナップを取り揃えています。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルヴァ、ロッソ・ディ・モンタルチーノ、IGTアモーレ・エ・フォッリアなど。
イリーカフェのオーナー、フランチェスコ・イリー氏所有のワイナリーで、地元では珍しいアルベレッロ式の仕立て方にて密植。収穫量は原産地呼称法規定において認められる最大収穫量(1haあたり7000〜8000kg)の約半分。選定に選定を重ねる極クオリティー主義のワイナリーです。
隣にあるブルネッロの生産者マストロヤンニは、イリーグループの所有ですが、レ・リーピはフランチェスコ個人のワイナリー。つまり自身の情熱を形にしたワイナリーといえます。レ・リーピの位置するモンタルチーノ南東部エリアには、ポッジョ・ディ・ソットやカザノヴァ・ディ・ネーリも単一畑をこちらに所有するなど、最重要エリアの1つです。
近年、各地でコンペにて賞を受賞。2010年のブルネッロは、イタリアベスト13位のワインにもなっています。また、2016年2月、若き醸造責任者のセバスティアン・ナセッロはイタリアの最優秀エノロゴ(醸造家)に贈られるガンベッリ賞(35歳以下対象)を受賞しました。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの200以上ある生産者の中でも、格別小さなワイナリー“ノストラヴィータ”。ブドウ畑の面積は僅か2ha。モンタルチーノ地区のブドウ栽培総面積が3500haというのを考えればその限定された畑の希少さがわかります。
生産ワインはわずか2種類。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとロッソ・ディ・モンタルチーノで年間それぞれ5000本ずつ。
何より、このワイナリーを語る上で重要なのは生産者アンニーバレ・パリージ。自然と芸術とワインをこよなく愛する彼の集大成の限定ワインをご賞味ください。
アンニーバレは、フェラガモがモンタルチーノに所有するワイナリー『カスティリョン・デル・ボスコ』や、ブルネッロの生みの親ともいえる『ビオンディ・サンティ・ヤコポ』などで責任者として働いたのち、2000年から自らのワイン造りに着手。2012年に最初のブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2006をリリースしました。
プロジェクト開始から16年経った今年になっても、まだブルネッロは2006〜2009年の4ヴィンテージしか出ていないという忍耐と質へのこだわりを備えたワイナリーです。